ソフビ製のプライズ品酒井ゆうじゴジラ2000雛形をオリジナルイメージで改造してみました。 「攻撃的」と言うテーマで、低い姿勢で俊敏に動く肉食恐竜をイマジネーイトしたデザインにしています。 原型変更詳細: ■造形自体は良いのですが、全体的にエッジが丸いため、まず大部分を延長し鋭角化しました。 ■歯は完全にモールドがつぶれているため、全て新造しました。 酒井ゆうじ氏の造形を意識して部分的に面で構成されたイメージで不規則に生やしています。 舌も延長して動きを与えています。 ■頭部のトゲは延長だけでなく数を増やし、耳も鋭角化、延長した首はパテで新造しています。 ■眉部分もシャープにし、眼球をドールアイに換装後パテで密封する様に裏打ちし、 レジンを流しました。その際、頬の筋肉を持ち上げ眉間に力の入った表情になる様、 手で押さえたまま硬化させています。 これにより、顔のシャープな印象と鋭い目つきを表現しました。 ■ボディー全体は低い姿勢になる様ポーズ変更、それに伴い両脚の延長、筋肉の造形等を施し 俊敏性を表現しました。 ■背びれの先端部は270ヶ所全て延長&鋭角処理をしました。 大まかにパテを盛った後削るのではなく、全てモールドを造形しつつ、 角度等にもこだわりながら処理しました 低く構えているため、背びれが地面と垂直に天に向かって延びている様になり、 攻撃的なイメージをより強調してみました。 ■両手、両脚の爪も延長&鋭角化、こちらも酒井ゆうじ氏の造形を意識しています。 ■尻尾の先端にレジンを流し、硬化熱を利用して動きを与えました。 武器としてだけではなく、俊敏に動く際のバランサーの役目をイメージしました。 塗装詳細: ボディーは全体的につや消しで仕上げています。 多くの色を重ねることで、微妙な変化を持たせ深みを出しました。 数色のドライブラシを施しましたが、ゴジラらしく目立ち過ぎない程度に抑えました。 口内は塗装後にウレタン塗料でクリヤー層を重ねる事で硬質で透明度のあるコーティングをし、 生々しい生物感を出しました。眼球にも最終的にコーティングをしています。 両手、両脚の爪は基本色とボディー色でグラデーション塗装をした後、 クリヤー4色で更にグラデーションを付け、ウレタンクリヤーコーティングで仕上げました。 背びれはブラックで立ち上げチタンシルバー、クリヤーレッドを噴き、本来の使い方ではないですが、 マジョーラ(グリーン→パープル)カラーで味付けした後、クリヤーでコーティングしています。 鋭利で硬質な背びれ、ナウシカの王蟲の様に普段は青白いヒレ郡が獲物を見つけると 鮮血の攻撃色に変化する・・・という設定で塗装しました。 その他: 各合わせ目はモールド処理しています。 両脚部にレジンキャストを流し込み、安定感と重量感を持たせています。(ベース無しで自立) レジン製のジオラマ風ベースを作ってみました。 全高:約33cm(ベース込み) 全長:約45cm |
メーカー・キット名 | バンプレスト ゴジラ2000 改造(オリジナルイメージ) |
製作者 | zooms 相津悠成 |
備考 | 全高23cm 全長45cm ソフビ ベースの画像はコチラ |